性格は、人なつっこくて温和♪ボールやオモチャを投げると口にくわえて持ってくる

まるで、犬のような子です。一時期は優里に毛をひっぱられたり執拗な追いかけにあって

必殺！猫パンチで応戦したりもしていましたが、今では大の仲良しさんです。

アンズは完璧な家猫で、ベランダ以外の外を知りません。ベランダには出せと催促しますが玄関から

外に出ようとした事のない猫です。ところが昨夏の夜、用事があって私が玄関の扉を開くと蝉の死骸が

ありました。大の虫嫌いの私はダーリンに頼んで捨ててもらおうと思ったその矢先！「ジジジジーッ」

実は生きていた蝉は、最後の力を振り絞って鳴きながら飛び立ちました。すると部屋の奥にいたアンズが、

超マッハのスピードで蝉を追いかけて外に走り出てしまったのです。びっくりして「アンズー！」と私が

ほどの事だったと思うのですが……。けたたましく鳴く蝉が怖くなったのか、単に外が怖かったのか？

アンズが猫だという事をうっすらと疑ってしまう出来事でした。

優里のオモチャにプレイボードという、転がすとカラカラ…と音が鳴ったり、ボタンを押すと

電話のベルが鳴るなどの、やたら音がするオモチャがあります。優里はとっても気に入っていて

いつも遊んでいたのですが…そのプレイボードを買ってから一週間ぐらいしてからでしょうか。

深夜、みんなが寝静まった時間に…カラカラ…カラカラ…不気味に響き渡る音が！怖々、目を

開けて見てみると、そこにはプレイボードに向かって器用に手を使って音を鳴らしている犯人が！

そして、その恐怖はそれからも夜な夜な続きましたとさ。

アンズを飼うようになってから何度目のシャンプータイムだったのでしょう。

その日は久しぶりに(^^;)やる気を出した私はアンズをシャンプーする事にしました。

猫って体を洗われるのが嫌いな子が、ほとんどだと思うんだけどアンズも例にもれず

シャンプーは子供の頃から苦手なのです。洗い始めた途端にニャアニャアと大泣きを始めるし。

もちろんお風呂場で洗うので、恐ろしいほど響き渡る鳴き声；；

その内、暴れだし必死になって魔の手（私の手）から逃れようとするし。

なのに、その日に限って洗っても全然！一声も！鳴かない・・・。

「偉いねえ、今日は全然鳴かないのね♪」と私が言った途端

きっとアンズは私の声を聞くまで恐怖のあまり金縛りにあっていたのでしょうね。

シクシク。優しく洗ってあげてるのに〜〜い！飼い主の心、猫知らず(T▼T)